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旅行

フィンランド旅行初心者必見!絶対に知っておきたい公共交通機関の裏ワザ〜トラムの⚪︎⚪︎には注意!〜

ついに念願のフィンランド旅行に行ってきました!

今後、旅行の内容や事前に知っておきたかった情報などを少しずつ投稿していきます。

まずは、フィンランドの交通手段についてです!

初めての場所だとなかなか勝手がわからないですよね・・・

日本との違いに驚きながらもなんとかできました!

あまりネットで調べても出てこなかった情報もお伝えできればと思いますので、「フィンランド旅行興味ある!」「フィンランド旅行を計画している!」という方に参考になればうれしいです。

フィンランドの交通手段(ヘルシンキ中心部)

フィンランドの交通手段

今回の旅行で主にヘルシンキで過ごした時の交通手段について紹介していきます。

ヘルシンキ市内での交通手段としては大きく下のようになります。

  1. トラム(一番使うと思います!マリメッコ柄のトラムが見れるとラッキー!)
  2. 地下鉄(マリメッコ本社に行く時くらいに使うかも)
  3. 鉄道(ロバニエミなどのヘルシンキ市内から他の都市へ行く時に使います!)
  4. バス(ヘルシンキでは使わず、、、)
  5. タクシー(あまり見かけなかった。。。)

バスとタクシーについては今回の旅行でほぼ使用しなかったので、内容からは省いています。

チケットの買い方

チケットはトラム、地下鉄、鉄道、バスで共通

ヘルシンキ市内の移動はHSL(ヘルシンキ公共交通連合)と呼ばれる交通機関があり、チケットは全て共通です。(なんと便利な・・・!)

チケットの購入方法は、「HSLアプリで購入」「券売機で購入」「Kioskiで購入」があります。

この中で私が活用したのは、「券売機で購入」のみでした。

券売機の言語選択で「English」を選択して、表示通りに進めていけば簡単に購入できます。

実は「HSLアプリで購入」を最初は試みたのですが、なぜかクレジットカードの登録ができず、HSLアプリの使用を断念しました・・・(泣)

また、チケットは乗車後には購入できません。必ず事前に購入しましょう。

こちらがトラムの駅の写真になります。

手前の赤丸で囲まれているのが券売機です!何種類か券売機がありますが、タッチ式かボタン式かの違いぐらいです(左はボタン式、右はタッチ式)。

左側の写真で上の方にある「2」「4」「5」「7」という番号がトラムの番号になり、それぞれ行き先が異なりますので、GoogleMAP等で何番トラムに乗れば目的地に行けるかしっかり確認しておきましょう。

券売機でのチケット購入時の注意点

区間と料金

移動する区間によって料金が変わってきます。

ヘルシンキの区間がA〜Dに分かれておりますが、観光地を巡る場合は「AB」を選択するとほぼほぼ回れるので、基本的にはこちらの区間を購入すれば大丈夫です。

ヘルシンキ・ヴァンダー空港に向かう場合は「ABC」になります。

支払い方法

基本的にはクレジットカード支払いになります。現金対応の券売機はほとんどないので、注意してください。

券売機に限らずですが、現金はほとんど使いませんでした。ほぼクレジットカードで、クリスマスマーケットの路面店もカード対応でした。また、基本的にはクレジットカードのタッチ決済が主流のようで差し込み式の場合は、支払いの際に事前に伝えるとスムーズでした。

現金は何かあった時のための最低限だけあれば大丈夫と思います。

券売機は全てのトラムの駅にあるとは限らない!!!

旅行前に調べていると「トラムの駅には券売機があるので、そこで購入すればOK!」のような情報ばかりで安心してましたが、実際に行ってみるとそんなことはなかったです・・・

ヘルシンキ中央駅やヘルシンキ大聖堂などヘルシンキ中心部では確かにトラムの駅に券売機があるのですが、少しヘルシンキの中心部から外れると

トラムの駅に券売機がない・・・・!?

例えば、トラムに乗ってイッタラ・アラビアデザインセンターの最寄駅まで行きますが、その最寄駅やその途中のトラムの駅に券売機はありませんでした・・・

いろいろ探した結果、トラムの駅の券売機以外にもチケットを購入できる場所を見つけました!

それは「路上パーキングの料金支払いの機械」です!

彷徨いながら歩いて、ふと路上パーキングの発券機をみると、水色の「HSL」のマークがあり、これは・・・!?と思い、英語に言語選択をしてみると・・・

チケット買える!!!!!!!!!!!!!!

なんとかこれで1時間くらい歩くことがなくなり、ホッとしました。

チケットの購入に困ったときはとにかく「路上パーキング」を探せ!

これはぜひ覚えておくと安心できると思います。

トラムの乗り方

チケットを持って乗るだけです(チケットの確認がなくて逆に不安ですが・・・)。

降りる人がいないときはドアが開かないので、自分で開閉スイッチを押して中に入りましょう。

降りたい駅がどこかはGoogleMAPで確認しながら行くと間違えずに済むと思います。降りる駅が次になったところで降車ボタンを押せば止まるので、そのまま降りるだけです。

降りる人や待っている人がいない場合は、そのまま通り過ぎるので注意してください。(日本のバスとかと同じイメージです)

何番のトラムの乗車すればいいのかもGoogleMAP(神)で確認できるので間違えないようにしましょう。

トラムの中はこんな感じです。黄色の出っ張り部分にボタンがあるので、降りるときはこれを押しましょう。

地下鉄の乗り方

基本的にはトラムと同じ乗り方ですが、駅には毎回止まるので、降車ボタンを押す必要はあありません。

どこで降りる駅かだけ間違えないようにしましょう。

地下鉄は東西線一本だけになるので、方向さえ間違えなければ大丈夫です。

観光で利用するとしても、多くはマリメッコ本社に行く時になるのではと思います。(日本人の方は結構乗っていました。)

ヘルシンキ中央駅からの地下鉄への行き方はこちらです↓

空港からヘルシンキ中央駅に到着した時に駅のホーム側から見たところになります。

正面の扉を通りそのまままっすぐ直進すると、こちらのホールのような場所に出ます。ここのエスカレーターを下って、左手の「M」のマークの方向へ進んでいくとエスカレーターがあるので降ります。

正面にあるエスカレーターが地下鉄のホームに続くものです。エスカレーターの手前に銀色のポールがありますが、そこを通る前に手前の券売機でチケットを購入しましょう。

オレンジ色の列車でかっこいいです。座席は比較的広く、ペットと一緒に乗ったり、自転車と一緒に乗ったりできます(便利!)。

鉄道の乗り方

ヘルシンキ周辺からの鉄道としては2種類ありますので、別々にご紹介します。

HSL(ヘルシンキ公共交通連合)

トラムや地下鉄と同じチケットで乗車できる鉄道です。そのため、乗り方はトラムと同様です。

こちらを利用するときは、ほぼ空港ーヘルシンキ中央駅間の移動のときだけになると思います。

チケットを購入するときにABC区間にすると空港までの料金になります。

VR(フィンランドの鉄道会社)

日本で言うところのJRのようなイメージです。

こちらはVRのHPやアプリからチケットの購入ができます。日本語表示はありませんが、英語の表示があります。

私はVRアプリをダウンロードして行きましたが、こちらはHSLと違いスムーズに連携できたので、チケットのQRコードもスマホで見せてました。

VRを使う時は、ヘルシンキから離れた都市に移動するときが多いと思います。

観光で訪れる可能性が高い都市としては、

  1. ロバニエミ:寝台列車でGo!オーロラ観測やサンタクロース村がある
  2. タンペレ :ムーミンミュージアムがある
  3. イッタラ :イッタラのガラス工場やアウトレットがある

が多いと思います。

今回の旅行では、ロバニエミに移動するときに使いました!

次回の旅行では、イッタラファンとしてガラス工場やアウトレットは次回絶対に行きたい場所です・・・!

トラムと同様に特に改札等はなく時間になったら乗車できます。鉄道が動き出してから、駅員さんがチケットの確認に訪れるので、VRアプリのQRコードをスキャンして終わりになります。

フィンランド旅行に行く前に知っておきたかったこと

初めてフィンランドを訪れて、実際に感じたこと、事前に知りたかったことについてまとめてみました!

ヘルシンキ市内の観光地を訪れるときは、徒歩で十分!

ヘルシンキの観光地はかなりコンパクトにまとまっています。

エスプラナーディ公園、ヘルシンキ大聖堂、ストックマン(デパート)、アカデミア書店、ウスペンスキー寺院、港の近くにあるオールドマーケットやマーケットスクエアなど、徒歩圏内で、1日で観光することができます。

また、路地の雑貨屋さんやカフェなど魅力的なお店も多いため、散歩好きの方は徒歩で周ることをオススメします!

トラムを使う時は、港周辺の観光地から内陸側の観光地に向かう際に利用すると効率的に行けると思います!

例えば、港近くのオールドマーケットから、ヘルシンキ現代美術館やヘルシンキ中央図書館に行きたい!ということであれば、徒歩では少し遠いのでトラムがいいかもです。

実際に私がトラムを利用したのは、「ストックマン→イッタラ・アラビアデザインセンターに行くとき」「ヘルシンキ大聖堂→カッペリ方面にあるレストランに向かうとき」だけでした。

また、今回の旅行では地下鉄はマリメッコ本社に向かう時、鉄道は空港に向かう時のみの利用でした。

券売機は全てのトラムの駅にあるわけではない・・・!

先ほども出てきましたが、これが一番焦りました・・・

事前に調べた情報では、トラムの駅でチケットを購入すればOK!のことまでで、全てのトラムの駅にないという情報はありませんでした。

トラムなどのチケットの購入に困ったときは路上のパーキングを探してみてください!

ペットも一緒に鉄道に乗れる!

VRや地下鉄はペットも一緒に乗れるので、一緒に旅行ができるのはすごくいいなと思いました。

VRでは普通の座席でもおとなしくしている大型犬がいたり、個室でもペットOKのお部屋があったりします。(イッヌといつも一緒の幸せ・・・)

地下鉄でもペットと一緒に乗ることができていたのですが、みんなおとなしくしているので、鉄道での移動には慣れているのかもしれませんね。(おとなしくてえらいね)

街の中には段差やでこぼこがたくさん!

空港からヘルシンキに向かう鉄道の中には階段などがあり、スーツケースなど大きな荷物を持った状態では号車をまたぐ移動は難しいです。

ヘルシンキ中央駅の出入り口なども小さな段差があったり、扉が自動ドアではなかったりするので、大きな荷物を持っているとなかなか大変でした。

スーツケースはコインロッカーやホテルに預けるのがオススメです。また、両手が空くように肩掛けのバッグや小さめのリュックなどがいいかもしれません。

街の中は石畳になっていたりするので、スーツケースの移動は最小限・時間に余裕を持って行動するといいです。(冬は特に雪があるとより動きにくいので注意です)

ヘルシンキ中央駅にはコインロッカーが豊富!

ヘルシンキ中央駅について観光するときは、スーツケースをコインロッカーに預けるのがいいです。

カバンのマークがコインロッカーの場所になるので、案内に従って進むと迷いません。初見でもスムーズに辿り着けました!

地下鉄の乗り方の写真と同じですが、正面の扉を通って、右手に進んでいけば案内が出ています。

事前の情報では、硬貨が必要とのことでしたが、現在はクレジットカード支払いになっていたので、コインロッカーのために硬貨の準備は必要ありませんでした。

日本の駅にあるコインロッカーと同じように、タッチ画面の機会があるので、操作画面に従って進めていけば問題なしです。

支払いが終わるとレシートが出てきて、指定のロッカーのドアが開くので、そこに荷物を入れて閉じればOKです。大きめのロッカーにすれば、7泊用のスーツケース×2、大きめのリュック×2が楽々入ります!

ただ、ロッカーの場所は選べないので、上の段になることもあり、その時は荷物を上げるのが大変です・・・

レシートにはQRコードが記載されており、荷物を取り出す時に必要なので無くさないようにしてください。

祝日でもやっているお店は意外とある・・・!

12月26日にヘルシンキに到着しましたが、実はこの日はボクシングデーで祝日になります。

事前に調べた中では、祝日はほとんどのお店が閉まっているとの情報が多かったので、どうやって過ごそうかと思っていましたが、意外とたくさんの観光地やお店が営業していました!(営業時間が短くなってたりはありました)

こちらが当日やっていた観光地とお店になります!ご参考まで!

  1. ヘルシンキ大聖堂
  2. マーケットスクエアの屋台(屋台メシ、最高)
  3. マリメッコ店舗(Aleksinkulma(ストックマンの隣)、Esplanadi(エスプラナーディ公園の前))
  4. ストックマン(老舗のデパート、地下のスーパーは品揃えがすごいです)
  5. アカデミア書店(店内のカフェ アアルトが映画「かもめ食堂」のロケ地です)
  6. ムーミンショップ
  7. Kappeli(エスプラナーディ公園にあるカフェ、バー、レストラン)

マリメッコのお買い物デーにいいかもしれません♪

マリメッコのおすすめなラテマグはこちらで紹介しています!

まとめ

いかがでしたでしょうか!

事前に知っておきたい情報や現地に行ってみてわかった情報について、移動手段を中心にお伝えしました!

初めてのフィンランド旅行を計画している方は是非、参考にしていただければ嬉しいです!

「チケットに困ったらまずは路上パーキングを探せ・・・!」

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かもめ
好きなイッタラはウルティマ ツーレ ハイボール。 こんにちは! かもめです。 妻の影響でイッタラとマリメッコから北欧の魅力に沼ったアラサー男です。 また、同じくらいジャンルを問わずお茶が好きです。 私の好きな北欧とお茶の魅力をたくさん知ってほしいと思いブログを開設しました。 特に北欧食器とお茶情報を発信していく予定です。 見ていただけた方々のホッと一息つける、そんな場所になればうれしいです!